講演/説教概要

2022年集いの開会礼拝
「キリストのしもべ」と呼ばれる自由人
副題:真理はあなた方を自由にする
聖書箇所:ヨハネ8:31-32 第1テモテ1:12-17
マイヤー・マルチン牧師

スイス日本語福音キリスト教会
 

 イエス・キリストは弟子たちに「本当の自由」の約束を与えてくださいました。この約束にはある条件が付いています。聖書の「自由」と言う言葉は、哲学的な意味を悟ることによってではなく、むしろイエスとの出会いによって体験できるものです。何から解放されるか、自由によって人生がどの様に変わるか、また信仰は、キリストにある自由によってどの様に成長できるかは、パウロの個人的な証を実例にして学びましょう。

8月6日(金)早天祈祷会:

神が私たちの味方であるなら」
ローマの信徒への手紙8章31~39節

川上真咲牧師

Japanese Christ`s Deciples
 
 私たちの生活に悩みや心配事は付き物です。心配事に目を向けていると、やがてそれは「恐れ」に変わります。恐れている時、私たちはたいてい失敗します。そしてまた恐れが増大します。恐れは私たちと神様を引き離す最も手っ取り早い方法です。
 しかし「恐れるな」と聖書は繰り返し私たちに語り掛けます。死にさえも勝利されたイエス様が私たちの主です。この方によって、私たちはいつどんな時でも「圧倒的な勝利者」なのです。恐れる必要はありません。

8月5日(金)特別講演:

次世代のヨーロッパのミニストリーを考える

第2テモテ 2章2節から

阿部知幸牧師

Église Évangélique Libre d'Orléans (フランス)

 

 これからの宣教について考えるというのは、どの時代の人たちも向き合ってきた課題と言えるでしょう。では、この2022年、ヨーロッパにおいて日本とつながりのある私たちは、この課題とどう向き合えばいいのでしょうか?聖書はどのようなことを語っているでしょうか?聖書を読むと、将来の宣教についてのパウロの姿勢や言葉を見ることができます。今回は特にパウロとテモテの関係の中から学べることに目を留め、そこから私たちが何を目指し、何をしていけばいいのかを共に考えていきたいと思います。

8月5日(金)

イエス・キリストの自由、十字架を誇る
ガラテヤ人への手紙5章1節
内村伸之牧師

ミラノ賛美教会

 

 ガラテヤ人への手紙のテーマを一言で言い表すならば「キリスト・イエスにある自由」です。
 パウロはこの大切な手紙を、抑え難いような「激しい思い」をもって書いています。私たちは、神の恵みによって「キリストを信じる信仰」によって生かされています。ですが、その自由を奪い取るような要素が、教会の中に、私たち個人の信仰の中にも密かに忍び込んでくることがあります。
 ですから私たちは、この自由を守るべく、しっかりと心を見張っていなければいけません。
パウロがこの手紙を通して真っ向から戦い、そして伝えようとしている福音の神髄を共に受け取りましょう。

8月6日(土)早天祈祷会

イエス様の模範に習う者

増谷啓伝道師

オランダ南日本語教会

裏切り者のユダ、そして一番弟子ペテロの足を洗ったイエス様の思いと行いから教えられ、"イエス様の模範に習う者"へと変えられたいと思います。

8月6日(土)賛美の夕べ

ショートメッセージ

清水勝俊牧師

南ロンドン日本語キリスト教会

私たち信仰者に与えられている自由とは何でしょうか。それは救い主イエス・キリストによる罪からの解放による自由であり、とりわけ永遠の希望を持つ者として、何者にも、何事にも揺るがされることのないたましいからの喜びに神をほめたたえて生きる自由ではないでしょうか。また、それは同時にあらゆる責任も委ねられた中、社会も個々人も与えれた自由を神の御前にふさわしく行使しつつ、主をお証していく生きることではないでしょうか。与えられた自由を喜びつつ、どこまでも主をお証ししながら、みなで主をほめたたえるひとときを持ちましょう

8月7日(日)早天祈祷会

キリスト者の自由

第1コリント人への手紙 8章1ー13節

ナイツェル・マルクス牧師

マンハイム日本語福音キリスト教会

主イエスによって救われ、自由になったクリスチャンは
与えられた自由で他人につまずきを与えないよう
な心構えを教えたパウロの経験です。
人によって心が狭いか広い心かということで
注意すべきなあゆみかたについて考えさせられます

8月7日(日)日曜礼拝

正しい自由の使い方

ガラテヤの信徒への手紙5章1節、13~15節

佐々木良子牧師

ケルン・ボン日本語キリスト教会

この聖書箇所では、信仰者の目標・基準、進むべき指針が与えられます。人が罪から救われるのは、イエス様の十字架が私のためと信じるのみです。しかし、当時ガラテヤの教会には「信じるだけで救われる」ことの故に信仰の上にあぐらをかき、神に感謝もせず、次の新しい生き方へと繋がらない、自分勝手な危険な自由の捉え方をしていた人々がいました。そこでこの手紙の著者であるパウロが、「隣人を自分のように愛しなさい」(15節)と正しい自由の使い方を教えています。ここで語られている「自由」について、そして「自由の使い方」をご一緒に学んで参りましょう。